2018年2月から、いよいよ韓国の平昌(ピョンチャン)で冬季オリンピックが開催されます。
2017年12月5日にIOC(国際オリンピック委員会)は、ロシアが国家ぐるみでドーピングを組織的に行ったとして、ロシア選手団のオリンピック出場を認めないと発表しました。
そこで、今日は平昌オリンピックでメダル獲得が有力だったロシア代表選手を紹介します。
是非、最後まで読んで下さい。
1.ロシアのドーピング問題とは?
ニュースによると、
ロシアは2011年から4年間にわたって、
国家ぐるみで選手に対して
運動パフォーマンス向上のドーピングをしていたそうです。
詳細は発表されていませんが、
ドーピング自体はそれほど問題ではなく、
どうやらドーピングを国家的に行っていたことが問題視されているようです。
その為、厳格な条件を満たせば
ロシア人選手でも個人の資格で「中立選手」として
平昌オリンピックに参加することができるそうです。
この場合、ロシア選手の成績はオリンピックの公式記録にはならないそうです。
また、国としてメダルを獲得することは出来ず、表彰式で国旗も国歌も使用できないようです。
選手としては、モチベーションがかなり下がりますよね。
2.ロシア代表選手のメダル候補
ロシアは前回行われたソチオリンピックで33個のメダルを獲得しています。
今回も有力な選手がたくさんいるので紹介します。
女子フィギュアスケート
エフゲニア・メドベージェワ(18)
世界選手権2連覇中の選手で金メダル候補筆頭です。
女子フィギュアスケート
アリーナ・ザギトワ(15)
今シーズンのグランプリシリーズで2勝しています。
女子フィギュアスケート
マリア・ソツコワ(17)
今シーズン、フランス杯で2位に入賞しました。
フィギュアスケートペア
エフゲニア・タラソワ(22)
ウラジーミル・モロゾフ(25)
今シーズンのグランプリシリーズで2勝しています。
男子スピードスケート
パベル・クリズニコフ(23)
500メートル世界記録保持者です。
男子ショートトラック
ビクトル・アン(32)
ソチオリンピックで3冠を獲得しました。
男子アイスホッケー
パベル・ダチュク(39)
元NHL選手です。
男子アイスホッケー
イリヤ・コワルチュク(34)
2009年の世界選手権でMVPを獲得しました。
男子アルペンスキー
アレクサンドル・ホロシロフ(33)
回転種目で2015年のW杯で優勝
男子スノーボード・アルペン
ビック・ワイルド(31)
ソチオリンピックで2冠を獲得。
女子スノーボード・アルペン
アリョーナ・ザワルジナ(28)
ソチオリンピックの銅メダリストです。
男子スケルトン
ニキータ・トレギボフ(22)
ソチオリンピックで6位入賞の若手。
引用:朝日新聞・改編
彼らは、平昌オリンピックに出場することが出来ないかもしれません。
たとえ出場しても、モチベーションはかなり下がるでしょうね。
日本人選手にとっては、メダル獲得の可能性が増えるかもしれません。
デモ、オリンピックは4年に1度のスポーツの祭典なので、全ての選手の熱い戦いを見たかったです。