みなさん、こんにちは。
飛行機の国際線ビジネスクラスはチケット代がとても高いですが、座席はフルフラットシートで、食事も豪華、お酒の種類も豊富と至れり尽くせりですよね。
また、ビジネスクラスではアラカルトメニューとしてラーメンを注文することができる航空会社もあります。
そこで、今日は日本を代表する航空会社日本航空(JAL)さんの国際線ビジネスクラスで食べることができるラーメンについて紹介します。
「飛行機の中でラーメン?」と不思議な感じですが、中々美味しかったですよ。
また、近々JALのビジネスクラスを利用する予定はないが、ラーメンには興味があるという方のために、通販やコンビニでの販売情報も紹介します。
是非、最後まで読んでくださいね。
1.JAL国際線ビジネスクラスのラーメンの種類
2018年10月現在、日本航空(JAL)の国際線ビジネスクラスでは、
「しょうゆラーメン」と「とんこつ風九州じゃんがらラーメン」
をいただくことができます。
日本発
シカゴ、ダラス、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコ、ロンドン、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、モスクワ、シドニー、メルボルン行きの便では「しょうゆラーメン」を
ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、ボストン、ダラス、サンディエゴ、ロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、モスクワ、シドニー、メルボルン発
日本行きの便では「とんこつラーメン」をいただくことができます。
ラーメンが提供されるのは主に欧米行きの長距離路線になります。
サンフランシスコ発の便ではとんこつラーメンをいただくことができないようですが、何か理由があるのでしょうか???
2.JAL国際線ビジネスクラスのしょうゆラーメン
今回、私は成田-メルボルン間往復のJALビジネスクラスの機内でラーメンを食べてきました。
しょうゆラーメンは往路のメルボルン行きの機内でいただくことができます。
現在、JALのビジネスクラスで提供されているしょうゆラーメンは、東京の巣鴨に店舗を構える「Japanese Soba Noodles 蔦」の店主「大西 祐貴」さんがプロデュースしたものです。
「Japanese Soba Noodles 蔦」のラーメンは2016年に世界で初めてラーメン店としてミシュランの星を獲得した超有名店です。
以前は、蔦のラーメンを食べるために4時間の行列ができていたそうです。
食べログの解説によると
スープは和歌山県杉桶二年熟成生揚げ醤油をメインに3種類の醤油ダレをブレンドし、
純系名古屋コーチン、青森シャモロック、天草大王の清湯に浅蜊や真昆布などの魚介と野菜を合わせ、じっくり抽出したもの。
麺は国産小麦を100パーセント使用した自家製麺。
チャーシューはハーブでマリネートされたもの。
さらに、メンマは赤ワインで味付けされています。
こんな高級ラーメンを空の上で食べて良いのでしょうか(^_^;)?
ちなみに、蔦のしょうゆラーメン(醤油Soba)の値段は1杯1000円です。
JALのホームページにビジネスクラスで提供されているしょうゆラーメンの写真が掲載されていたので紹介しますね。
画像:JALホームページ
そして、こちらが実際に機内で提供されたしょうゆラーメンです。
JALの写真に比べると、チャーシューのボリュームが少ないような・・・なんて庶民的なことを気にしてはいけません。
これはJALのビジネスクラスで食べるラーメンですからネ。
ラーメンの量は、普通のラーメンの半分くらいの大きさです。
この前に機内食をいただくので、ちょうど良い大きさではないでしょうか。
JALによると、このしょうゆラーメンは
鶏スープと魚介スープをブレンドし、味に余韻と奥行きを出し、トリュフオイルで香りを演出したこだわりのスープを使用しています。
さらに、さっぱりとヘルシーにお召し上がりいただけるよう、チャーシューは脂身の少ない部位を使用しています。
ということです。
肝心のお味の感想ですが、一言でいうと上品なラーメンでした。
麺はストレートの中太麺。
スープはサッポロ一番醤油味と比べると(比べて良いのかわかりませんが・・・)、塩っ気が薄く、鶏ガラと魚介のバランスでさっぱりとした味に仕上がっています。
また、あっさりとしたスープにトリュフオイルが加わり、濃厚さも同時に味わうことができます。
個人的には庶民的なラーメンも好きなのですが、外国人が利用する国際線のビジネスクラスで提供されるラーメンなので、このくらい上品な方が良いのかもしれませんね。
蔦のしょうゆラーメンは楽天の通信販売で購入可能でしたので紹介します。
興味のある方は↓をクリックしてみてください。
帰国後に私も試してみましたが、JALのビジネスクラスで食べたラーメンとよく似た味で美味しかったですよ(^_^)
また、コンビニエンスストアのセブンイレブンでも、JALのビジネスクラスで提供されているラーメンと同じメニューの商品がカップラーメンとして販売されています。
お値段は税込みで278円です。
こちらはカップ麺なので味はあまり期待できませんが、雰囲気は楽しめそうですね。
3.JAL国際線ビジネスクラスのとんこつラーメン
とんこつ風九州じゃんがらラーメンはメルボルン発の復路便でいただくことができました。
メルボルン発の成田行きは深夜12時発のフライトなので、夜中でも胃もたれしないような麺とスープの作りになっているそうです。
こちらもJALのホームページに写真が掲載されていたので紹介します。
画像:JALホームページ
JALによると、このとんこつラーメンは
JAL特製「九州じゃんがら」ヘルシーラーメンと呼び、
こだわりのスープ:
数種類の野菜をじっくりと煮込んだ乳白色のスープは、動物性のエキスが入っていないにもかかわらず、うま味のあるスープに仕上がっており、最後の一滴までお楽しみいただけます。
さらなるこだわり:
このスープにあわせて、玉子を使わずに特別に調製したコシのある麺と、巻ゆば、そして『九州じゃんがら』のお店でも実際に使われているきくらげ・メンマ・青ねぎをご用意しました。お好みで紅しょうが・ごまを入れて、ひと味違った風味をご賞味ください。
引用:JALホームページ
と解説されていました。
実際に機内で注文したとんこつラーメンの写真がこちらです。
見た目はかなりオイリーでした。
ラーメンに紅ショウガと白ごまが添えられていました。
紅ショウガと白ごまをのせるとこんな感じに美味しそうになります。
味の感想は、スープに動物性のエキスが入っていないので、正確にはとんこつラーメンではありませんが、見た目・味ともにかなりとんこつラーメンに近いです。
にんにくの香りが食欲をそそり、塩分も程よい量でした。
麺の太さはとんこつラーメンで使用される細麺よりやや太めでしたが、往路のしょうゆラーメンとは異なり、九州ラーメンで使用されるあっさりしたタイプの麺です。
どんぶりのセンターにいるのはチャーシューと思いきや、湯葉でした。
この湯葉にスープの味がしっかりしみこんでとても美味しかったです。
ラーメンの量はしょうゆラーメンと同じくらいの量で、軽くいただくことができます。
以上、今日はJALの国際線ビジネスクラスで食べることができるラーメンについて紹介しました。
「しょうゆ」と「とんこつ」の2種類のラーメンがありましたが、どちらも普段食べるラーメンとは一風変わっていて、美味しいラーメンでした。
JALのビジネスクラスに乗った時には是非試してみてください。