日本中央競馬会の木幡育也(こわたいくや)騎手が、ドーピングの疑いで30日間の騎乗停止処分を受けました。
そこで、今日は木幡育也騎手の経歴や成績、年収を紹介します。
また、木幡育也騎手の身長と体重も紹介します。
是非、最後まで読んで下さい。
1.木幡育也騎手の経歴
木幡育也騎手は、1998年9月21日生まれの18歳です。
出身地は茨城県です。
お父さんは木幡初広騎手、兄は木幡初也騎手と木幡巧也騎手です。
騎手一家ですね。
2017年にデビューして、現在は美浦の藤沢和雄厩舎に所属しています。
木幡育也騎手は、2017年デビューですから、まだ新人さんですね。
木幡育也騎手の騎乗成績は、112回騎乗して、1着4回、2着7回、3着3回、4着5回、5着5回です。
連対率は、0.098ですね。
ちなみに、あの有名な武豊騎手の連対率は海外も合わせて0.332です。
やはり、かなり違う物ですね。
木幡育也騎手は、現在まで、重賞での勝ち星はありません。
木幡育也騎手の公式身長は158.5cmです。
競馬の騎手としては普通ではないでしょうか。
公式体重は47.0kgです。
少し、重いですね。
2.フロセミドとはどんな薬?
今回、木幡育也騎手が使用した、フロセミドとは、心不全、肝硬変、腎疾患による浮腫の治療に用いられる薬です。
浮腫というのは、体に水が溜まってしまうことです。
フロセミドは、体内の水分を除去するための利尿薬として使用されています。
で、どうして木幡育也騎手が今回、このフロセミドを使ったかというと、新聞の記事では、
木幡育也は以前、落馬の影響で出たむくみを取るため、利尿剤を服用した際には事前に申告していた。
しかし今回は、木幡自身が医師から処方された薬物ではなく、母親が用意したものを服用し、事前の申告も怠っていた。
出典:スポーツ報知
ということなのですが、実際は、フロセミドの強力な利尿作用を利用して、レース前の体重を落としていたのではないかと、へそ曲がりの私は考えています。
実は、騎手の中でも、新人の騎手は、なかなか騎乗の機会を得ることが出来ません。
そりゃそうです。
一頭数千万円もする、大事な馬のレースを新人になんか任せたくないですよね。
でも、新人の騎手は体重が軽いので、ハンデ戦などのレースでは、新人騎手が任されることがよくあります。
でも、ハンデ戦の最低の斤量(負担重量のことです)が48kgなので、体重が48kgを超えると、騎乗依頼が来なくなってしまうのです。
騎乗テクニックに優れた、ベテランの騎手であれば、多少の体重オーバーも、その技術でカバーできますが、新人の場合は軽さだけが有利な点なので、体重管理はとても重要になります。
(ベテランの騎手も、馬のために体重管理は常に心がけてはいるそうです)
木幡育也騎手は、元々の体重が47kgなので、48kg以下を維持するのが困難だったのでしょうね。
大変な職業です。
3.木幡育也騎手の年収は?
JRAの騎手の平均年収は1000万円だそうです。
これは、あくまでも平均年収です。
武豊騎手のように、超一流のジョッキーになると、年収は20億円を超えることもあるそうです。
そして、新人騎手である木幡育也騎手の年収は、
400万円ほどではないかと考えられます。
レースで、たった4勝しかしてないのに、結構もらえるなと思った人、鋭いです。
残念ながら、レースの賞金だけでは、そんなに稼ぐことは出来ません。
なので、新人の騎手は、自分のレースの賞金だけで食べて行けるようになるまで、厩舎の専属騎手として働き、厩舎から給料を貰う形になります。
この場合、専属騎手はレース以外に厩舎に所属している馬の調教などをします。
でも、厩舎に所属している騎手は、厩舎の馬がレースに出る時は、その馬に乗せて貰えることがあるので、専属騎手にはいいことづくめですね。
以上、今日は、木幡育也騎手の経歴や成績、年収などを紹介しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。