今日は、謎のおもちゃクリエーター安来我楽(やすきがらく)さんの正体について紹介します。
安来我楽さんは「たまごっちの生みの親」と言うことですが、その正体は?
安来我楽さんの動画も紹介しますので、最後まで読んで下さい。
1.安来我楽(やすきがらく)の正体は?
みなさん、既にお気づきだと思いますが、安来我楽さんの正体はロバートの秋山竜次さんです。
安来我楽さんは、バンダイのたまごっち20周年記念企画として、ロバートの秋山さんが、おもちゃクリエーターという設定で作り出した、架空の人物になります。
せっかくなので、安来我楽さんの設定を解説しちゃいますね。
安来我楽さんは、元々はフリーのおもちゃクリエーターとして活動していたそうです。
フリーの時代は、テレビゲームの開発などを行っており
代表作に
- ブルーの伝説
- セカンドオピニオン殺人事件
- パコリス
などが、あるそうです。
96年に、バンダイの社長が直接、安来我楽さんをスカウトしてバンダイの社員になりました。
おもちゃ作りの道へ進んだ理由は、「我を楽しむ」という、名前の我楽に由来するそうです。
安来我楽さんは、とにかくおもちゃが大好きで、おもちゃのことを24時間考えているそうです。
カラオケへ行っても「おもちゃのちゃちゃちゃ」しか歌わないそうですから、相当、おもちゃが好きなのですね。
また、これは内緒ですが、時々、へんなおもちゃも使うことがあるそうです。
安来我楽さんが、たまごっちを開発したきっかけは、幼稚園の時に配られたチャボの卵だそうです。
その時に、この卵を温めたら、ひよこが生まれるのだろうかと考えた記憶が、大人になっても残っていて、その後、たまごっちが開発されました。
ただ、当初、安来我楽さんが考えていた「たまごっち」は、本物の有精卵にバンダイのシールを貼って、一個250円で売り出すものだったそうです。
しかし、この企画は商品化の直前に、取締役会議で反対されてしまい、お蔵入りしてしまいました。
その後、改めて現在の形のたまごっちが開発されたそうです。
そんな安来我楽さんは、これからのおもちゃを
「これからは、何がおもちゃで、何がおもちゃじゃないか分からない時代が来る。
境が曖昧になる。
ホームセンターだって、おもちゃ売り場と同じ。
なんでも、面白い。
たくさんのおもちゃが並んでいる。」
と予想しています。
そして、新型たまごっちは
「現在、おもちゃ売り場に並んでいるいるものは、10年後に作ってはダメ。
食器売り場に並ぶものを考える。
次の狙う市場はキッチンに並ぶおもちゃ」
と言って
「厚焼きたまごっち」
を考えているそうです。
「厚焼きたまごっち」は、卵を温める感覚が直感的にわかるように、たまごっち自体が温められる仕掛けがほどこされるようです。
また、驚くべきことに、「厚焼きたまごっち」は実際に食べることのできる部分があるそうです。
今後、衛生上の問題をどのようにクリアしていくのかはわかりませんが、現実にできあがったら、面白いですね。
2.安来我楽の動画
そんな、安来我楽さんの動画が、インターネット上にアップされていましたので、紹介します。
また、今回の取材記事が、フリーマガジンのhonto+に記載されています。
興味のある方は、ご覧になって下さい。
以上、今日は、謎のおもちゃクリエーター安来我楽さんの正体について紹介しました。