マリオ・アミズィッチさんは、世界屈指の卓球コーチです。
9月8日にNHKで放送される、奇跡のレッスンでその指導法が紹介されます。
番組では、
世界トップクラスの指導者が、短期集中で日本の子どもたちに特別指導する様子をドキュメント。今回は、人気上昇中の卓球。クロアチアから、あの水谷選手の育ての親が来日!
世界の一流指導者が、日本の子どもたちに一週間の特別指導する様子に密着!今回は、世界屈指の卓球コーチ、マリオ・アミズィッチさん(62)。かつて全日本ジュニア男子のコーチを務め、リオ五輪銀メダリストの水谷隼選手の育ての親としても知られる。「卓球はパズルのようなもの」と考えるマリオさん、子どもにさまざまな局面で「自分で考える」よう促していく。「考える卓球」って?戸惑いながら、子どもたちは工夫を始める…。
という内容で放送されるそうです。
さて、どのように指導していくのでしょうか、楽しみですね。
そこで、今日は、マリオ・アミズィッチの経歴を紹介!現役時代の実績は?年収と本も調査
という内容で、記事をまとめてみました。
是非、最後まで読んで下さい。
1.マリオ・アミズィッチの経歴
マリオ・アミズィッチさんは、1954年10月31日に旧ユーゴスラビアのザダルという町で生まれました。
ザダルは、現在のクロアチア西部の町になります。
ザダル出身の有名人では、サッカーのレアルマドリード所属の、ルカ・モドリッチ選手がいます。
ご存知の方も、多いと思います。
マリオ・アミズィッチさんは、若い頃、ユーゴスラビアの代表選手とプレイしていました。
3年間、Novi Sadという、ユーゴスラビアの一部リーグでプレイしていたそうです。
しかし、当時、ユーゴスラビアにはとても強い選手がいたため、マリオ・アミズィッチさんは選手としては、目立った活躍は出来ませんでした。
そして、1977年、マリオ・アミズィッチさんが23歳という若さで、卓球コーチに転身しました。
この転身が大成功を収め、マリオ・アミズィッチさんは多くの有名選手を育て上げていきます。
1986年から1999年まで、マリオ・アミズィッチさんはドイツのプロ卓球リーグのデュッセルドルフのコーチ(監督のことです)に就任します。
実は、ドイツでは、とても卓球が盛んで、町を歩いていると、公園などに石製の卓球台が置かれているほどです。
画像:http://momolibra.exblog.jp/13198912/
デュッセルドルフは、マリオ・アミズィッチさん指導の下、素晴らしい成績をおさめます。
ドイツリーグのチャンピオンに7回輝き、ヨーロッパNo.1のクラブを決める、ヨーロッパチャンピオンズカップでは6回優勝しています。
これらの功績が認められて、マリオ・アミズィッチさんは1995年にドイツの年間最優秀コーチに選ばれています。
このころから、マリオ・アミズィッチさんは、日本卓球協会から依頼されて、日本の若い卓球選手を指導してきたそうです。
2000年から2009年は、正式に卓球ジュニア日本代表のコーチを務めていました。
マリオ・アミズィッチさんに指導された日本人選手の中には、あの水谷隼選手もいました。
今の強い日本代表が見られるのは、マリオ・アミズィッチさんのおかげなんですね。
その後、マリオ・アミズィッチさんは、ロシアのコーチを経て、WSA(Werner Schlager Academy)という、オーストリアにある国際卓球スクールのヘッドコーチをしていました。
現在のマリオ・アミズィッチさんの役職はわかりませんでした。
WSAのコーチとしては活動していないようです。
まだ、62歳なので、どこかで卓球を教えているのでしょう。
また、マリオ・アミズィッチさんの書いた書籍なども探しましたが、和書・洋書共に見つかりませんでしたので、執筆活動は行っていないようです。
2.マリオ・アミズィッチさんの年収は?
前述のとおり、マリオ・アミズィッチさんは、ドイツの卓球リーグで、大変優秀な監督でした。
ドイツは、卓球がとても盛んな国なので、監督の年収も相当もらえると思います。
水谷隼選手も、大会の賞金やCMのスポンサー料などで年収1億円ほど稼いでいるそうなので、マリオ・アミズィッチさんは、それ以上稼いでいたのではないかと思われます。
ヨーロッパなので、マリオ・アミズィッチさんは年間5億円くらい貰っていたかもしれません。
以上、今日はマリオ・アミズィッチさんの現役時代の実績を含めた経歴や年収などを紹介しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。