みなさん、こんにちは。
みなさんは船旅行に興味はありますか?
定年後に「豪華客船に乗って世界一周」なんていったら、多くの人が抱く夢ですよね。
私もそんな夢を抱いていた一人なのです。
が、私の場合、定年まで待てずに経験してきてしまいました。
さすがに、世界一周はお金と時間の問題で不可能でした。
そこで、ヨーロッパでは1週間程度で地中海やエーゲ海を巡る船旅行の商品が沢山発売されているので、そちらに参加しました。
今日は、その時の様子を、中でも搭乗と船内の過ごし方の様子を簡単にお話します。
みなさんのこれからの旅行の参考になれば幸いです。
1.クルーズツアーの旅行行程
私が参加したクルーズツアー、イタリアのベニスを出港し7泊8日間でエーゲ海を巡る物でした。
日本から参加する場合、飛行機の往復に各1日(計2日)必要です。
初日にベニスを出航し
→2日目バーリ(アルベロッベロ)
→3日目カタコロン(オリンピア)
→4日目サントリーニ島・ミコノス島
→5日目ロードス島
→6日目終日航海
→7日目ドブロブニク
→8日目ベニス
という順番に寄港していきました。
各寄港地では船会社が有料のオプショナルツアーを用意していて、専用バスで観光地まで行くことが出来ます。
基本的に港と観光地は離れていることが多いので、オプショナルツアーに申し込んだ方が良いと思います。
2.クルーズツアー船へ搭乗
飛行機でベニス空港に到着したら、バスでベニスのローマ広場へ向かいます。
ローマ広場から港までは船会社のシャトルバスが走っており、そちらを利用して港へ向かいます。
港に到着したら、まず始めに荷物を預け、ターミナルで乗船手続きを行います。
手続き後、すぐに船へ案内されるのでそのまま乗船です。
乗船直前に各乗客の記念写真撮影があります。
乗船後は出港(18時)まで時間があり、一度下船して、ベニス市街を探索することも可能です。
また、船内で日本語によるインストラクション(1時間程度)を受けることも出来ました。
3.クルーズツアー船内の過ごし方
私が予約した部屋はバルコニー付のダブルルームでした。
ベッドのほかに3人掛けのソファーとテーブルが付いています。
テーブルをどかせば、でかいスーツケースを完全に広げることが出来るので、広さは十分です。
クローゼットもかなり大きく用意されているので荷物の収納は問題ありません。
スーツケースはベッドの下にしまうことが可能でした。
この他に、部屋にはテレビとミニバー、金庫がついています。
船内の会計は全て船専用のID兼ルームキーを使用して行います。
最終日に清算手続きをします。
出港後、初日のイベントは夕食のみです。
夕食は毎回イタリア料理のフルコースです。
ドレスコードは「カジュアル」の場合、GパンとTシャツで大丈夫です。
私自身試してみましたが、短パンとサンダルでも大丈夫でした。
ドレスコードは船によって異なるので、旅行会社に相談して下さい。
通常の食事は全て無料ですが、レストランでの夕食の飲み物は全て有料です。
ミネラルウォーターやソフトドリンクは約3~5ユーロ
ビール(0.4 little)やグラスワインは約5ユーロ
ワイン1/2 littleデカンタは約10ユーロ
ボトルワインは約20~ユーロです。
飲み物の値段は船内全て同じです。
食事の席は、同じ言語(当然日本語)の同年代の方と相席になるようです。
テーブルは1週間同じなので、ここでよい関係を築くと後で情報交換が出来てとても有益です。
朝食はビュッフェ形式です。
メニューはホテルで見られるようなアメリカンスタイルの朝食です。
ただ、1週間同じメニューなので、最後はさすがに飽きます。
昼食は、ビュッフェ形式のレストランが11時からオープンするので、午後からのオプショナルツアーの前にとることが可能です。
朝食・昼食共に別の会場で、レストラン形式で取ることも可能です。
クルーズの途中、避難訓練がありました。
所要時間は30分程度ですが、かなり本格的に行います。
クルーも真剣です。
初めて体験すると、少し恐怖感を感じるかもしれません。
クルーズの中で、2日間、夕食のドレスコードが「フォーマル」の日があります。
私は大荷物が嫌いなので、
ジャケット、ネクタイ(ノーネクタイも可です)、綿パンを着用しました。
が、他の日本人の方達はすごかったです。
男性はフォーマルスーツ(タキシードではないです)
女性は綺麗なイブニングドレスとアクセサリー(靴や鞄も専用のもの)
皆さんとても素敵な格好をしていました。
クルーズに参加する時は少し気合を入れたほうが良いかもしれません。
ドレスコードがフォーマルの日は2回あります。
驚くことに、みなさん2回とも違う格好をしていました。
ドレスコードがフォーマルの時は、船専属のカメラマンにたくさん写真を撮られます。
やはり少し頑張っておしゃれをした方が楽しいです。
クルーズ船内にはプールが数カ所あります。
時間がある時は、プールサイドで読書をしたりお酒を飲んだりして楽しむことができます。
また、夜には船内のステージで毎晩ショーが行われているので、退屈することはありません。
私はやりませんでしたが、航行中はスロットなどのカジノを楽しむことも出来ます。
今回は、簡単にクルーズ船の中の様子と過ごし方をお話ししました。
また機会があったら、各観光地についても記事にしていこうと思います。
クルーズ旅行は毎日がエンターテイメントになるように計画されています。
船の中に一歩入り込んだ時点から夢の世界が始まり、あっという間の1週間が過ぎ去っていきます。
出発地から目的地までドア・ツー・ドアなので大きな荷物を運ぶ煩わしさからも解放されます。
私は色々な所へ旅行に行きましたが、今でもクルーズ旅行が一番楽しかったです。
みなさんも、是非、一度クルーズ旅行に参加してみてはいかがでしょうか。