今日は、デンマークのライフスタイル、「ヒュッゲ」を体験できるホテルや旅館などの宿を紹介します。
更に、ヒュッゲの関連書籍も紹介します。
是非、最後まで読んで下さい。
1.ヒュッゲとは?
ヒュッゲ(Hygge)とは、日本語で「こころ安らぐひととき」や「ほっこり」という意味です。
東洋経済誌の記事によると、
デンマーク語で「居心地がいい時間や空間」という意味の言葉ヒュッゲ。
それが英国や米国のライフスタイル業界で新たなブームを起こしつつある。
パチパチと音を立てる暖炉を囲みながら、手編みの靴下やセーターを着込んだ友達や家族が、コーヒーやケーキを食べてほっこりする時間――。
ヒュッゲはデンマーク人がアイデンティティ並みに重視するコンセプトだ。
と言うことだそうです。
日本人にはあまり馴染みのない時間の過ごし方かもしれません。
これと同じような言葉で、ドイツ語にGemutlichkeit(ゲミュートリッヒカイト)という言葉があります。
こちらの意味は、「なんとも言えないほど心地よいうれしい雰囲気」というものです。
ヒュッゲと共通しているのは、暖炉の傍で「ボー」っと炎を眺めている時に使う言葉と言うことです。
私も、ドイツで経験したことがありますが、周りを真っ暗にして、暖炉の炎を眺めていると、なんとも言えない幸せな気持ちになれます。
デンマーク人もドイツ人と同じゲルマン民族なので、「炎を見て落ち着く」という、昔からの習慣があるのかもしれませんね。
(ドイツ人の場合は、ビールで酔っ払っても、同じ言葉を使いますが・・・)
2.ヒュッゲが体験できる宿
日本では、未だヒュッゲという言葉が一般的ではないので、ヒュッゲが体験できると謳っている宿はほとんどありません。
しかし、実際は、日本の多くの宿で、気軽にヒュッゲを体験することができます。
キーワードは暖炉です。
旅館の場合は、囲炉裏でしょうか。
暖炉や囲炉裏が開放されている、静かな宿では、ヒュッゲを体験することが出来ます。
私が、個人的に「いいな~」と思った宿を、紹介しますね。
大分県由布市湯布院町川北918-18
0977-84-2664
バー「Barolo」に素敵な暖炉があります。
お酒を、飲みながらゆっくりと過ごせます。
大分県由布市湯布院川北1235
0977-84-5565
こちらは、ロビーに暖炉が設置されています。
北海道千歳市支笏湖温泉
0123-25-2211
とても、素敵な雰囲気ですよね。
個人的に、直接床に座ってみる炎は大好きです。
山梨県北杜市高根町清里3545
0551-20-8111
ロビーの薪ストーブです。
オープンスペースになっています。
写真は全て、旅行検索サイトのReluxさんからお借りしました。
素敵な写真が、たくさん載っているので、是非ご覧になって下さい。
今回は、ヒュッゲを体験出来る宿ということで、静けさを重視したために、高級な宿の紹介になってしまいました。
でも、暖炉や囲炉裏がオープンスペースにある静かな宿は、日本中にたくさんありますので、是非、探してみて下さい。
3.ヒュッゲの関連書籍
最後にヒュッゲについてかかれている本を2冊紹介します。
幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年
ヘレン・ラッセル著
CCCメディアハウス 1998円
ヒュッゲの国から―デンマーク流人生の楽しみ方
佐々木 勝著
本の森 1728円
2冊目の、「ヒュッゲの国から―デンマーク流人生の楽しみ方」には、ヒュッゲのことがあまり書かれていないようです。
「幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年」の方がお勧めかもしれません。
興味のある方は、是非、読んでみて下さい。
今日は、デンマークのライフスタイル「ヒュッゲ」を体験できる宿や関連書籍を紹介しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。