今日は、精神科医高木俊介医師の経歴や、病院の場所について紹介します。
更に、高木俊介医師が行っている、包括型地域生活支援プログラム(ACT-K)や、高木俊介医師の著書についても紹介します。
是非、最後まで読んで下さい。
1.高木俊介医師の経歴
高木俊介医師は、1957年広島県生まれです。
1983年に京都大学医学部を卒業しています。
医師免許取得後、高木俊介医師は光愛病院(高槻市)、京都大学病院精神科、ウエノ診療所を経て、京都市に「たかぎクリニック」を開院しました。
現在、高木俊介医師は、包括型地域生活支援プログラムであるACT-Kを主宰し、精神科在宅医療に取り組んでいます。
2.高木俊介医師の病院の場所は?
高木俊介医師のいる、「たかぎクリニック」の場所は、以下の通りです。
〒604-0981
京都府京都市中京区御幸町通竹屋町上る毘沙門町557-2 ACT-Kビル 3階
TEL:075-254-3077
3.訪問支援サービスは?
高木俊介医師は、現在、京都の包括型地域生活支援プログラム(ACT-K)を主催しています。
ACT-Kとは以下のような組織です。
ACT(Assertive Community Treatment=包括型地域生活支援プログラム)は重症の精神障害で、密接な支援がないと生活しにくい人に、自分が住んでいる場所でそのまま暮らしてもらうための援助です。
精神科医、看護師、介護福祉士、作業療法士など医療と福祉のいろいろな職種の人が生活の場に出かけていくのが特徴で、夜間休日を含め365日24時間ケアできる態勢をとります。
1970年代にアメリカで始まり、日本では2003年に公文書に登場しました。
これを京都でやっているからアクトKと名づけ、主として統合失調症の人を対象にしています。
引用:京都新聞
ACT-Kでは、常勤15人と非常勤を合わせ、20人ほどの体制で支援を行っています。
ACT-Kでは、患者さんの自宅を訪問して、買い物や日常的な生活の手伝いをします。
同時に、多くの専門職が連携して必要な医療と福祉やリハビリなどの業務を行っています。
ACT-Kでは、緻密な支援を、24時間365日態勢で実施しています。
その為、たかぎクリニックから車で30分以内の患者さんしか依頼を受けることが出来ないそうです。
また、ACT-Kでは、可能な患者さんに対して、就労移行支援活動も実施しています。
たとえ、短時間でも、就労することによって、患者さんの症状を改善させることが出来るそうです。
4.高木俊介医師の本の紹介
最後に、高木俊介医師の著書を紹介します。
精神医療の光と影 日本評論社
1836円
実践!アウトリーチ入門 ムック社
1749円
「ACT―Kの挑戦」(批評社)
中古
「こころの医療宅配便」(文藝春秋)
中古
以前は、「精神分裂病」と呼ばれていた疾患も、現在は「統合失調症」と呼び名が変わっています。
私の知り合いにも、統合失調症を患っている人がいますが、いたって普通の生活をおくっています。
世の中の認識が進んで、広く精神障がいを持った人を、受け入れることが出来る社会が、実現すると良いですね。
今日は、精神科医高木俊介医師の経歴や病院の場所、更に、包括型地域生活支援プログラム(ACT-K)や著書について紹介しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。