クリスティーン・ブライデンさんは、20年以上アルツハイマー病と共に生きている女性です。
10月17日に放送される、ハートネットTVにクリスティーン・ブライデンさんが出演します。
番組では、
国際アルツハイマー病協会国際会議から、認知症とどう向き合うか考える。
認知症の人たち本人が声を上げ、絶望から希望へ、権利までをいかに得てきたか。
という内容が放送されます。
そこで、今日は、
クリスティーン・ブライデンさんの経歴や講演活動を紹介子供や孫は?
というタイトルで記事をまとめてみました。
是非、最後まで読んで下さい。
1.クリスティーン・ブライデンさんの経歴
クリスティーン・ブライデンさんは、1949年にイギリスで生まれました。
現在68歳です。
クリスティーン・ブライデンさんは30代前半の頃、イギリスの製薬会社で研究者として働いていました。
クリスティーン・ブライデンさんは、35歳の時にオーストラリアへ移住し、オーストラリア連邦科学産業研究機構で物理学者ケン・マクラケン博士のアシスタントになります。
クリスティーン・ブライデンさんは大変優秀なアシスタントで、40歳の時に首相兼内閣府の第1次補佐官に就任しました。
当時、クリスティーン・ブライデンさんは年間1億ドルの予算の管理を行っていたそうです。
1995年、クリスティーン・ブライデンさんが46歳の時、突然の偏頭痛に襲われます。
当時、クリスティーン・ブライデンさんは離婚したばかりで、生活と仕事によるストレスが原因だと思っていました。
しかし、精密検査の結果、クリスティーン・ブライデンさんはアルツハイマー病に冒されていることが判明しました。
2.クリスティーン・ブライデンさんの症状は?
クリスティーン・ブライデンさんが患っているアルツハイマー病とは
ウィキペディアによると、
認知機能低下、人格の変化を主な症状とする認知症の一種であり、認知症の60-70%を占める。
日本では、認知症のうちでも脳血管性認知症、レビー小体病と並んで最も多いタイプである。
アルツハイマー病は、進行する認知障害(記憶障害、見当識障害、学習障害、注意障害、視空間認知障害や問題解決能力の障害など)であり、生活に支障が出てくる。
引用:ウィキペディア
と解説されています。
現時点では、アルツハイマー病の発症メカニズムは解明されておらず、病気を完治させる薬も開発されていません。
クリスティーン・ブライデンさんは、アルツハイマー病と診断された当時、
発症後5年間で通常の生活を営むことができなくなり、
8年に以内に死亡すると医師から宣告されていたそうです。
しかし、クリスティーン・ブライデンさんはその後20年以上も生き続け、しかも再婚して、本を執筆し、講演活動まで行っています。
クリスティーン・ブライデンさんの書いた本は日本語に翻訳されています。
クリスティーン・ブライデンさんは、2000年に認知症擁護支援ネットワークを結成しました。
更に、2003年には、認知症の患者として初めて国際アルツハイマー病協会の理事に就任しています。
3.クリスティーン・ブライデンさんの講演活動
今回、クリスティーン・ブライデンさんは国際アルツハイマー病会議に出席するために来日しました。
来日に合わせて、東京で「クリスティーン・ブライデン訪日特別講演セミナー」なども行われたようです。
クリスティーン・ブライデンさんの次回の来日がいつ実現するかわかりませんが、来日の際は講演を聴くことが出来ると信じています。
クリスティーン・ブライデンさんの講演DVDを見つけたので紹介します。
4.クリスティーン・ブライデンさんの家族
先述のとおり、クリスティーン・ブライデンさんはアルツハイマー病を発症する前に夫と離婚しています。
現在の夫、ポール・ブライデンさんとは48歳の時に再婚しました。
クリスティーン・ブライデンさんは、前夫との間に3人の娘がいるそうです。
3人の娘の詳細はわかりませんが、クリスティーン・ブライデンさんがアルツハイマー病を発症した当時、一番下の娘は9歳だったそうです。
単純計算すると、一番下の娘の現在の年齢は31歳です。
孫の存在までは確認出来ませんでしたが、年齢的に孫がいてもおかしくない年齢だと思います。
以上、今日はクリスティーン・ブライデンさんの経歴や講演活動、そして家族を紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。