塩尻美智子(しおじりみちこ)さんはケニアのエイズ孤児院で活動する日本人です。
家族7人(旦那の安夫さんと5人の子供(3人の息子と2人の娘))をつれてケニアへ渡り、27年間、支援活動を続けています。
11月3日に放送される金曜プレミアムで塩尻美智子さんが紹介されます。
番組では、
〈ケニアの秘境で貧しい子どもたちと暮らす日本人女性の人生〉
ケニアのマキマという人里離れた村に30年近く暮らしている日本人女性がいる。
彼女はそこに孤児院を設立し、たくさんの子どもたちの面倒を見ている。
子どもたちは、両親がエイズで亡くなった「エイズ孤児」。
そんなケニアで子どもたちと暮らす塩尻美智子の生活に密着。
彼女は、なぜケニアの子どもたちに人生を捧げているのか?
その背景には壮絶な人生ドラマがあった…。
という内容で放送されます。
そこで、今日は塩尻美智子さんの夫や子供は?ケニアでの生活や給料(年収)はいくら?というタイトルで記事をまとめました。
是非、最後まで読んで下さい。
1.塩尻美智子さんの経歴
塩尻美智子さんは1952年に北海道函館市で生まれました。
年齢は65歳です。
塩尻美智子さんは函館大妻高等学校を卒業しています。
函館大妻学校は北海道函館市にある高校で、大妻女子大学の付属校ではなく分校ということです。
高校卒業後、塩尻美智子さんは函館市にあるデパート「棒二森屋」の呉服部に勤務します。
塩尻美智子さんは25歳の時に夫の塩尻安夫さんと結婚し、
38歳の時に夫の安夫さんと5人の子供を連れてケニアに渡りました。
塩尻美智子さんは「アフリカ児童教育基金の会(ACEF)」で、教育や医療支援、環境問題、エイズ孤児の支援活動など多岐にわたる活動に従事しています。
2.塩尻美智子さんの家族
塩尻美智子さんは結婚していて、夫と子供がいます。
塩尻美智子さんの夫は塩尻安夫さんです。
塩尻安夫さんは1949年生まれで京都府出身です。
京都府立工業高校で機械工学を学んだ後、一度は就職しますが、ボランティアに目覚め2年で会社を退職。
41歳の時にケニアに渡りました。
塩尻美智子さんには5人の子供がいました。
長男 一道さん
次男 大輔さん
長女 直美さん
次女 喜子さん
三男 吉太郎さん
しかし、長女の直美さんはケニアでマラリアに感染してしまい、10歳で亡くなってしまいました。
また、三男の吉太郎さんも2014年に事故で亡くなっているそうです。
現在、長男の一道さんは大手商社に勤務しています。
次男の大輔さんはケニアで医師免許を取得し、日本の医師免許を取得後に日本で研修医を務め、ACEFで医療スタッフとして働いています。
次女の喜子さんは、日本の料理学校を卒業した後に寿司職人の旦那さんと結婚。
現在はお孫さんもいるそうです。
3.塩尻美智子さんの給料は?
塩尻美智子さんは、ボランティアとしてケニアで活動しています。
ですから、ACEFからの給料は生活に必要最低限の分しか貰っていません。
ケニアの生活費は格安です。
ACEFのボランティア参加要項を見ると、
ペットボトルの水やジュースが約40円
診療所内での食事が約200円
酒、タバコ、間食をしなければ1ヶ月1万円もあれば十分ということです。
ボランティアに参加するためには、送迎費や食費、宿泊費、ビザ更新代などで1ヶ月3万円を用意すればいいそうです。
(ボランティアの参加には、この他にAECFの活動支援金3万円や観光代などが別途かかります)。
ということで、塩尻美智子さんたちも1ヶ月1~2万円の収入で生活しているものと思われます。
年収に換算すると20万円程度ではないかと考えられます。
AECFの活動報告書によると、人件費は年間380万円しか計上されていませんでした。
AECFのスタッフは日本人の常勤スタッフが3名、現地スタッフが150名ということなので、実際の給料はもっと少ないかもしれません。
以上、今日は塩尻美智子さんの家族とケニアでの生活費や給料を紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。