訃報です。
フランス文学研究者で学習院大学名誉教授の篠沢秀夫(しのざわひでお)さんが、10月26日未明都内の病院で亡くなりました。
そこで、篠沢秀夫さんの経歴や出演作品を紹介します。
また、篠沢秀夫さんの家族や遺産についても紹介します。
1.篠沢秀夫さんの経歴
篠沢秀夫さんは、1933年6月6日生まれです。
享年84歳になります。
東京都大田区出身で、
東京都立日比谷高校を卒業し、
学習院大学文学部フランス文学科へ進学しました。
その後、東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程の修士課程を修了し、
フランス政府給費留学生としてパリ大学へ留学します。
帰国後は、明治大学や学習院大学の教授を歴任し、2004年に学習院大学名誉教授になります。
更に、2013年には瑞宝中綬章叙勲を受章しています。
篠沢秀夫さんは、フランス文学者として50冊以上の著書や翻訳書を出版しています。
朝日出版社「フランス文学案内」
PHP研究所「フランス文学の楽しみ その歴史と風土を訪ねて」
中公新書「フランス三昧」
などが有名です。
また、篠沢秀夫さんは「笑っていいとも」や「クイズミリオネア」など、テレビ番組にも多数出演していました。
なかでも、大橋巨泉さんが司会を務めていたクイズダービー(TBS)では、女優の竹下景子さんや漫画家のはらたいらさんと共演し、愛嬌のある笑顔と解答で大変人気がありました。
篠沢秀夫さんは、平成21年に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、人工呼吸器を装着していました。
近年は、自宅で療養しながら闘病の執筆や講演活動を続けていました。
2.篠沢秀夫さんの家族
篠沢秀夫さんには、妻礼子さんがいます。
篠沢秀夫さんの前の妻は交通事故でお亡くなりになられているそうです。
また、前妻との間に息子がいたそうですが、10代の頃に海難事故で命を落としたそうです。
3.篠沢秀夫さんの遺産
篠沢秀夫さんは、多数の著書を出版しています。
しかし、篠沢秀夫さんは8年間ALSと闘病してきました。
ALSは人工呼吸器や完全介護が必要なので、金銭的な負担は大きかったものと思われます。
4.篠沢秀夫さんの葬儀
篠沢秀夫さんの葬儀・告別式の日程は未定です。
確認でき次第追記します。